Langsmith Editor

研究者や研究室に所属する学生にとって、論文執筆 (アカデミック・ライティング) は非常に重要な活動の1つです。アイディアや研究成果を世界に発信するためには、英語で論文を執筆する必要があります。

しかしながら、適切な言い回しや文章構成に従って英語論文を書き上げることは、日本人のような英語非ネイティブや、アカデミック・ライティングに慣れていない学生にとっては時に骨の折れる作業です。

Langsmith Editorは、アカデミック・ライティングのための執筆支援システムです。大量の論文データから言葉の意味や使われ方の傾向を学習した人工知能が、論文執筆をサポートします。執筆者は提示された候補を見ることで、自分が気がつかなかった誤りや、より適切な言語表現を発見できると期待しています。あなたが言いたいことに合致する候補があれば、それを選ぶことで文章が完成していきます。執筆作業を少しでも「書く」から「選ぶ」へ 転換できればと思います。

Langsmith Editorのエンジンは自然言語処理分野の論文を用いて学習されています。今後さらに、様々な分野・用途に対応するシステムを開発していきます。

なお、既存論文の内容をコピーするようなエンジンではないものの、既存論文と偶然似た文章が出来上がる可能性は否定できません。剽窃チェッカーなどの使用を強く薦めます。

書き換え

文の一部を範囲選択すると、論文としてより自然な候補が推薦されます。

使い方

  • 特定のフレーズが適切か気になる
    • そのフレーズを範囲選択してください。選択範囲が含まれる文を対象とし、範囲選択された箇所を特に重点的に編集します。
  • 特定の箇所に入る適切な表現 (単語・フレーズ) が知りたい
    • その箇所に () を挿入し、()を含む範囲を選択してください。()で指定された箇所に表現が補足されます

※ 編集・補足する必要がない場合や、他に直すべき表現が存在する場合、上記で説明した挙動と異なる動作をすることがあります。


書き換え結果について

  • 複数の書き換え結果が表示された場合、上に提示される結果ほど、システムがより自然であるとみなした文です。
  • 選択された文が既に十分流暢である場合、書き換えは生じず 👍マークが表示されます。
  • 文字が追加された箇所は緑色、文字が削除された箇所は赤色で強調されています。

※ 現状、1文を超えた範囲の書き換えには対応していません。1文よりも小さい範囲を選択してください。

自動補完

TABを押すと続きの文章が生成されます。

使い方

  • どのようなフレーズが続くと自然か知りたい
    • 知りたい箇所でTABを押してください。文章の途中でTABを押した場合、その箇所よりも前の文章を考慮します。
  • タイトルを考慮させたい
    • 一番上のテキストボックスに入力してください (上の例、"Generating Fluent...")。
  • セクション名を考慮させたい
    • アスタリスク + 空白 + セクション名 (改行) を段落の1行目に書いてください (上の例、"* abstract")。

※タイトルやセクション名は無くても動作します。


補完結果について

  • 表示される順番に意味はありません。(エディタの使いやすさを考慮し、上に出現するものは短めにしています。)

誤り検出・訂正

スペルミスを検出し、訂正候補を示します。

本機能は、https://github.com/bakwc/JamSpellと、https://www.aclweb.org/anthology/D19-3039/をもとに実現しています。